スイング時の切り返しと体重移動のタイミングがよくわからないという質問を多くいただきました。
わかりやすい動画を紹介させていただきます。
【長岡プロのゴルフレッスン】スイングの体重移動について
スイング時の体重移動、スイング中にどのように体重移動していくのかについて説明していきます。
アドレスでは、基本的には、両足に5対5の体重がかかる様に構えます。
テイクバックで、8時の位置にシャフトが来た時には、かなり右足に体重が乗った状態です。ハーフスイング(左腕が地面と平行になるくらい)で、右足に最大限体重が乗っている形になります。
プロとアマチュアで、大きく違う点ですが、アマチュアの方は、ハーフスイングのあたりから、トップにあがっていくときに、トップでも、さらに、右足に体重を乗せてしまう人が多いです。これでは、軸がぶれて、捻転力がほどけてしまいます。
そして、トップの位置から左に体重移動を開始するので、バックスイングの切り返しのタイミングがつかめなくなってしまうのです。
プロは、テイクバックして、8時の位置で右に体重を乗せはじめ、ハーフスイングのあたりで、体重が最大限右側に乗っている状態から、トップにかけては、すでに下半身が左側に移動を開始していきます。
左足を踏み込むイメージで、左足が地面を強く踏んだ状態でトップの形を迎えます。この形が飛距離を生む捻転力を生むのです。
そこから、切り返して、インパクト、フォロースルーで、左側にしっかり体重がのった形のフィニッシュという体重移動をしています。
練習方法
ドリルとしては、肩にクラブを当てて、バックスイングで右、もちろん、形としてしっかりトップで右にのせるようなイメージで深く肩を回すというイメージも大切なんですけど、感覚としては、テイクバックで体重を右足にのせ、トップからの切り返しでは、すでに左足に体重移動が始まっていて、その切り返しに引っ張られるようなイメージで肩が回転していきます。
この体の動きがスムーズにできるようになるように体の動きを確認しながら実際に練習していきます。
クラブを持って、実際にやってみると、
①ハーフスイングの状態で完全に右足に乗っている状態
②トップに振り上がっていきながら左に体重移動を開始
③その勢いに乗って一気に回転する
そういう体重の微妙な、下半身と上半身のズレを感じることができ、実践できるよになると、体の捻転力を最大限活かした、伸びのある良い球が打てるようになります。
是非実践してみてください。