石川遼プロ スイング中の右ひざの動き

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石川遼プロがゴルフを始めて、1番最初に父の石川勝美氏に教わったことが、

”バックスイングからトップまで、右ひざを動かさない”

ということだったそうです。
今ではさすがに、言われることがなくなったそうですが、今でも重要なポイントだと意識しているそうです。

石川遼選手のスイングを見ていただけるとわかると思いますが、アドレスとトップで、右ひざの位置は全く変わっていません。

 石川遼選手のスイング中の右ひざの動き

石川遼 選手のゴルフ スイング スロー動画

なぜ、右ひざが動いてはいけないのか?

バックスイングで、右ひざが、右側に流れてしまったり、伸びてしまう人がいます。

バックスイングで、体重を受け止める役割をするのが右ひざと右足付け根部分です。右ひざで体重を受け止めて回転することで、強い捻転力が生まれ、パワフルなスイングが可能になるのです。

その、右ひざが、伸びたり、右側に流れてしまっては、体重を受け止めることができず、捻転で生まれるパワーを逃がしてしまう結果になり、力強いスイングをすることはできません。手打ちの原因にもなってしまいます。

また、右ひざが動くと、スイングの軸がぶれてしまい、インパクトでクラブヘッドがアドレスの位置に戻らなくなり、ボールを芯でとらえることが難しくなります。

しかし、注意していただきたいのが、

「右ひざを動かしてはいけない」=「下半身を動かしてはいけない」

ではないです。
下半身を固定してしまうと、上半身を十分に回転することが難しくなってしまいます。

右ひざを動かさないとは?

右ひざの角度を固定した状態で、左腰が45度、両肩が90度回転した状態のトップが理想の形です。

トップでは、右ひざと右足の付け根の部分で、体重を受け止めることを意識してください。
そうすることで、右ひざが伸びたり、動いたりすることなく、正しく回転することができます。

いかがでしょうか?

★アドレスから、バックスイング、トップまでは、右ひざの角度をキープする
★トップでは、右ひざと右足の付け根部分でしっかりと体重を受け止める

こうすることで、捻転力が最大になり、パワフルなスイングが可能になります。

是非、実践してみてください。